特別な日はいつもの日

学生時代の友人Y(ママ)がもう何年も前に言った言葉。息子たちを遠く見つめながら「こ

のまま大きくならなきゃいいのに」と。当時、その真意がまったく理解できなかった。「そ

んなの大きくなるに決まってる」「そんなこと言ったって成長は止められない」特に言葉は

返さなかったけれど、内心そう思っていた。あれから何年経っただろう。今、まったく同じ

ことを思う日々。大きくなるのは分かっている。成長するのも嬉しい。でも反面寂しい。時

間の経過は容赦なく訪れ、「今」という時間を連れ去っていく。いつもの毎日が特別な時

間。「小鳥の家族」の真意はここにある。

小鳥の家族×鳥取砂丘

鳥取県出身の写真家、水本俊也が2013年から行っている写真プロジェクト「小鳥の家族」。翌2014年からは撮影の舞台に日本一を誇る鳥取砂丘を加え、日中から夕方にかけ、家族写真を撮影。夜には砂の上に寝転んで満天の星空を眺めるプログラム。早朝には砂丘越しの日の出の雄大さを実感できる。2017年には星取県(鳥取県)ライトダウンキャンペーン関連イベントとして開催。因州和紙で作品制作を行っている。